GNヒアリングジャパンは12月13日、東京工科大学とTOAが行った「Auracast」とWi‑Fiを使う補聴支援システムの国内初の実証実験に参加し、リサウンド補聴器で公共施設や交通機関の案内放送・避難誘導などを直接受信できることを確認しました。実験はTOAの開発拠点「ナレッジスクエア」(兵庫県宝塚市)の非常用放送設備を用い、騒音下でも音声がクリアに届くかを検証。AuracastはBluetooth LE Audioの機能で、個別ペアリング不要でチャンネル選択により必要な音声を受け取れる点が特徴です。関係者からは、受信範囲内で音量低下が起きにくいことや使いやすさへの評価が挙がりました。リサウンドは昨年以降発売の全補聴器にAuracastを標準搭載しており、公共空間の音声インフラ整備が進めば平時の情報取得に加え非常時の安全確保にも波及する見通しです。

【商品情報】

リサウンド公式サイト https://www.resound.com/ja-jp

source: PR TIMES

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